AMD Kria™ K26 SOMを搭載したビジョンAIボックスがカメラ画像をリアルタイム処理し、線路点検をより効率的に
JR九州と共同開発した新幹線線路点検カート。AMD Kria™ K26 SOMを搭載したビジョンAIボックスを搭載し、カメラ画像を高速処理することでリアルタイム点検が可能になりました。ボックスは脱着式なので、様々な用途に転用できます
Tokyo Artisan Intelligence(トウキョウアーチザンインテリジェンス)株式会社(本社所在地:神奈川県横浜市 代表取締役中原啓貴 以下「TAI」)、Advanced Micro Devices, Inc.(本社: カリフォルニア州サンタクララ、会長兼最高経営責任者 : リサ・スー、以下「AMD社」)、九州旅客鉄道株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長執行役員:古宮 洋二、以下 「JR九州」)はAIを使用した新幹線線路の点検ソリューションを発表しました。
このAIソリューションは、AMD Kria™ K26 System-on-Module(SOM)を使用して線路点検を自動化します。従来の方法とは異なり、何マイルもの線路を歩いて点検する必要がなく、点検速度、コスト、精度の向上により日本の厳しい鉄道安全要件を満たし、大幅な効率化を実現します。
2024 年 2 月 13 日(現地時間)にAMD米国本社で発表されたglobal press releaseの
詳細について(英語):
技術詳細について(英語):
https://www.amd.com/en/resources/case-studies/JR-Kyushu.html
JR九州からも、2023年11月1日付けでこの点検ソリューション「軌道モニタリング装置」に関するニュースがリリースされています。開発の背景や装置の詳細、導入の効果が説明されており、1ヶ月あたり約40%の工数削減が示されています。
JR九州からのニュースリリース(日本語):
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2023/11/01/231101_kidoumonitoring.pdf